ラグビーワールドカップ開幕

HATはHappy Active townの略。恥ずか�

ラグビーワールドカップが開幕した。まぁ日本での「一般的な」関心は皆無といっていいだろうか。私も高校時代ラグビーをやってなかったら関心を持っていたか定かではない。
かの雑誌Numberでさえ、「神風」が吹かない限りジャパンが勝つことは無いという論調。だから根性と奇跡に賭ける。神風特攻。
さて、開幕戦ワラビーズ対ロス・プーマス。オーストラリア対アルゼンチン。アルゼンチンは。前回大会前に日本と試合したときたしか「互角くらい」といわれていた(結果はそうではなかったが)が、めきめきと実力をつけている。やはりFWの力が安定していると負けないチームにはなると思う。FWが圧倒的に負けていればもはや試合にならない。
前半はなかなかエキサイティングで、もしやアルゼンチンが?と思わせたが誰もが思うことだが、まったくプレースキックが決まらない。さらに強みのはずのセットプレーもラインアウトが軒並みとられる。アルゼンチンの強さはよく分かったがこういう試合をすれば勝てないという見本のようでもあった。
オーストラリアはトライネーションズでは大丈夫かと思わせたがきちんと修正してきている。ホームの利も生かしていいところまでやはり行くのだろう。だが、今日の試合はアルゼンチンの目立たない自滅で勝てたこともまた事実である。
結果はオーストラリア24-8アルゼンチン。
テストマッチの緊張感は心地良い。実は私は高校時代県大会の決勝まで行ったのだが(私は兵庫県なのでやはり報徳学園に敗北した)、この種の選ばれたもの、勝ち取ったものだけが立てるフィールドの緊張感と言うものは、何物にも代えがたい。ゲーム開始前から前半十分くらいまでの昂揚した感じは他では味わえないスポーツ独特のものである。花園に出場したらもっと凄かったのだろうな。