2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

寺山修司『さらば箱舟』1984年/日本 をビデオで

さらば箱舟 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2001/10/25メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (25件) を見る

今日は後期初登校。久しぶりに先生と話した。シャマランの面白さとか、前期の終わりに提出したレポートの講評とか、ドゥルーズの話とか、フランスの映画館事情とか、アニメの話とか、先生が昔エヴァンゲリオンにはまっていて、ゲンドウの真似をしていた話と…

寺山修司『田園に死す』1974年/日本 をビデオで

男性、あるいは男の子の大方がそうなのかどうかは知らないが、私は寺山修司の母親観に並々ならぬシンパシーを昔から感じていて、実際中高生の頃は、母親を殺してやろうかと思ったこともある。 以上自分語り。

「ぼくの眼は千の黒点に裂けてしまえ」

●「詩人になるか、でなければ何にもなりたくない」 ●後期初めての授業に行こうかと思ったが、台風の具合がよろしくないのでやめた。しかし、昔はあれほどワクワクした台風が、今はそれほどでもない。『台風クラブ』を台風がくるたびに思い出す。「あ〜あ、台…

万田邦敏『UNLOVED』2001年/日本 をビデオで再び

素晴らしいオープニングシークェンス。雨の具合を確認する手、地味な雨合羽に身を包み颯爽と、まるで戦いにいくかのように凛として、自転車に乗りこみ駆け出す。ここで、画面は止まり、タイトルの"UN LOVED"と文字が入り、川井憲次の壮絶な音楽が被さる、そ…

あ、もう寝る。

まだまだ書きたらないが、明日もバイトがあるのでそろそろ。落ちる。また追記するかも。テンションが上がったのか、抽象的な内容面での1人語りに行きすぎてしまい、もっと「演出」について考えなければならないと思う。

●今日は友人がオススメ本を買ってくれた。ありがたや。

●「オススメ本」が売れているではないか! ●最近生活リズムがどんどんずれていっている。今日はもう一度『UNloved』を観ようと思ったが(これは大傑作であると思う)、また明日。 ● ● ● ●● ●●● ●● ● ●買いたいCDリスト(だれかプレゼントしてくれと言う意味…

万田邦敏『UNloved』2001年/日本 をビデオで

「言葉にすると嘘になっていく」と分かっていながらも、それでも言葉に託して他者とコミュニケートせざるを得ない。「あなたの『好き』とは違う」と分かっていながらも、それでも他の言葉を使いようが無い。言葉の不確かさ、シニフィアンとシニフィエの結び…

一日中家でだらだらするのも久しぶりだ

是枝裕和『DISTANCE』2001年/日本 をビデオで

『ワンダフルライフ』と『誰も知らない』とを結ぶこの作品。はたして、『ワンダフルライフ』の延長上にやはり位置し、『誰も知らない』の美点の予感はほとんど感じられないままであった。 "DISTANCE"と言うタイトルが「距離」、地政学的、心理学的、即物的、…

あ〜、嫌だ

ジャン=リュック・ゴダール/ジャン=ピエール・ゴラン『万事快調』1972年/フランス・イタリア をビデオで

ゴダールの横移動は美しい。戦慄する。この作品における横移動の妙は、1990年の『ヌーヴェル・ヴァーグ』がこの作品のリメイクであると言ってしまってもよいくらいである。

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M・ナイト・シャマラン『アンブレイカブル』2000年/アメリカ をビデオで

いやあ、最高。 これまでも指摘してきたクライマックスでのスローモーションによる演出の「ヘン」さは言わずもがなであるが(赤いつなぎの男との壮絶なる格闘!父親に銃を向ける息子の狂気!)、もう少しその演出というか、叙述についてもきちんと考えなけれ…

●id:randa-teiさんのトラックバックも刺激になってシャマランを。 ●相変わらずオススメ本が売れない。 ●昨日は今朝の5時くらいまでセッションして、寝たのは朝の6時。と、いうわけでバイト中はすこぶる眠かった。最近店の売上が右肩上がりでレジカウンターは…

大林宣彦『時をかける少女』1983年/日本 をビデオで

「アイドル映画」とは何なのか、いまさらだが1980年生まれの私にとって何なのか、一考するのも面白いかもしれないけど、そういうのは肌に合わない性分だから、結局しないだろうな。 だが、原田知世は好きだ。主演の女優のためにある映画があっても構わないど…

●今日はこのあと呑み会。

相米慎二『セーラー服と機関銃』(完璧版)1981年(完璧版1982年)/日本 をビデオで

相米慎二の映画というのは、きっちりと計算されていてしっかりと作っているようにみえながら、瑞々しくエモーショナルで、ストーリーとか映像とかを越えて心に染み入ってくるような「若さ」といえばもう語り尽くされているであろうが、そんな言葉がやはり一…

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今村昌平『人間蒸発』1967年/日本 をビデオで

寝る前にちょっと、と言う感じでは書ききれないのだが、やはりショッキングな作品である。作中今村監督はこれはフィクションであることをかなり強調していたが、それすらもキャメラという装置の前には平等にその表象を掠め取られていく。とうにフィクション…

●やはり、右足の指が痺れる。 ●私のオススメ本、全く売れない。

アルフレッド・ヒッチコック『ロープ』1948年/アメリカ をビデオで

数少ない「カットが変わる」場面でその「カットが変わった」瞬間、外は夕焼けになっているあの瞬間の素晴らしさ。さらに、それだけにとどまらず、窓の外の光は様々なかたちで表情を投げかけてくる。実に「古典的」な演出法であるが、実に素晴らしい。夕焼け…

●右足の第3指が慢性的に痺れている。絶対どこか悪いに違いない。 ●金が貯まらない。 ●最近バイト上がりが妙に疲れていて、その後1本観て、しっかりと文章を記すのが精神的に一苦労になっている。おそらく学校が始まり「忙しく」なってくると、書く量も増えて…

今日は甲子園で阪神戦を観戦。勝ったと思ったんだが、9回で一発。藪みたいなホームランの打たれ方をした。それはともかくとして、それ以降の岡田の采配は本当に勝つ気があるのか、と問いたくなるようなものだった。あと、代打の層が薄くなっているなぁ。と思…

アルフレッド・ヒッチコック『ハリーの災難』1955年/アメリカ をビデオで

さてと、明日は二月に一度の休店日。今日から件の店員のお勧めコーナーに私のセレクトが並んでいる。自分で言うのもなんだがまず売上は期待できない。だから買ってください。JR住吉の本屋だと言えばもう解るだろう。

M・ナイト・シャマラン『ヴィレッジ』2004年/アメリカ @伊丹東宝プレックス

未だ、シャマランが一体映画において何を成したいのか、いまいち掴めないのだが、ひとつだけ言えることは極めて奇妙な作品を撮りつづけているということである。前作『サイン』でその奇妙さは頂点に達し、ヒッチコックだとか、デイビッド・リンチだとか、ジ…

実は九月に入って映画を観るのは初めてだ。

●旅から帰ってきてから、特別忙しいわけではないが、そこそこ忙しかった。一度サボり出すと癖になりそうなので、リハビリ程度に記してみる。 ●基本的にここは映画を観た記録になっているので観ていない日が続くと行進も止まるわけだ。映画を観たり、何か考察…