2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

諏訪敦彦『H story』2001年/日本 @テアトル梅田

個人的には待望だった諏訪敦彦の新作、『H story』がようやく関西でも公開された。 やはり、この作品は失敗作であると言わざる得ないと思う。決して傑作でもない。だが、私個人には非常に意味のある失敗作だったといえる。というのも私自身が一番最近に作っ…

明日は『ゼブラーマン』の試写会に行ってくる。生で哀川翔を拝める。

たまには私的なことも

今日は「私の落ちつける場所」にて、後輩が今作っているドキュメンタリーの撮影に行ってきた。被写体、インタビュイーとして。 まぁ、大雑把に言って「映画」のことについて、私のフィルモグラフィーやら、「あなたにとって映画とは?」とか聞かれたわけだ。…

荒木飛呂彦のこと

JOJO…じゃなくて『スティール・ボール・ラン』*1が2話目でもうすでに楽しすぎる。JOJOも登場したし。しかも車椅子ッ!デスノートが始まってから久しぶりにジャンプの発売日が楽しみだったのだけど、スティール・ボール・ランが始まってからというものそのモ…

あ゛〜

AxCx(アナル・カント)(公式サイト(セス・プットナム))が1月9日に心斎橋クラブクアトロでライブやってたのか…。見たかった…残念。 去年来日予定だったんだのだが、競演のナパームデスにトラブルが発生して中止になっていて、絶対にそのうち来るとのこと…

「今年度の」テストは全て終了したッ! 留年の確定申告をいつしようか…

相米慎二『台風クラブ』1985年/日本 をビデオで

月並みな言い方であることを覚悟して言えば、この映画自体がまさしく台風である。台風がくるというワクワク感をこの映画自体が孕んでいて、破壊や死でさえも、それは非日常の「ワクワクする」なにかである。 この映画に出てくる人物、中学生たちのみならず教…

『台風クラブ』の追記

この作品の中で、中学生たちが下着姿になるシーンが何度もあり、さらにオープニング(このオープニングからまいってしまう。ダンスのシーンは悉く素晴らしい。「楽しい」シーンなのだがどこか必死さが伝わってくる。良く言われる監督の恐ろしい演出に対する…

寒い。毎年のことだが。 家の中に居ても息が白くなる。手がかじかんでキーボードも打ちづらい。布団を肩からかけてビデオを観る。製作者たちに申し訳ないと思いながらも、布団の中にもぐりこみ側臥位にて、ビデオを観る。

押井守『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』1995年/日本 をビデオで

『イノセンス』の特報を観た後、居ても立ってもいられなくなり、とりあえずオープニングを観ようと思ったのだが、最後まで熱中してみてしまった。 久しぶりに観なおしてみて、先ず思うこと、気付くことは、この物語は実に単純なラブストーリーだということで…

来週から私がバイトしている店が酒を扱うようになる。またひと手間増える。

イノセンス それは、いのち。

押井守『イノセンス』を首を長くして待っている。 押井守の新作『イノセンス』の特報第3弾が公開された。イノセンス公式サイト、特報ページ。もうこれが失禁もので、この段階で2004年のベストに決定しそうな勢い。義体の顔が「ガバッ」と開くカットやなどは…

テストのやる気がなかなかでない。数学のテストは一応6割方書けた、がどうなることやら…

日曜朝のお楽しみ

仮面ライダー555の最終回だったが、もうこの1ヶ月くらいで分かってはいたのだが、当初の私の勝手な期待を裏切り全然だめだった。いちいち検討して批評する気にもなれない。結局今のところ平成ライダーシリーズ、主席がアギト、次点がクウガ。審査員特別賞が…

藤田敏八『リボルバー』1988年/日本・にっかつ をビデオで

初めて藤田作品を観たのだが、今観た後でこれが遺作だということを知った。だからどうということはないが。たまたま録画したあったのがこれというだけ。チャンネルNECOではロマンポルノ作品をやらないので…。是非深夜にでもロマンポルノ作品をやってもらいた…

首を寝違えた。

<シリーズ「ハダカの履歴書」女優篇(1) 宮下順子>@東梅田日活

西村昭五郎『四畳半芸者の枕紙』1977年 主人公の大学生の台詞回しがいちいちチャーミングで面白い。あれは何弁だろうか。「本気で染子さんに惚れとるね!」。染子(宮下順子)の別れた夫(といっても、かなりの老体だが)が何とかせがんで一度だけ再び彼女と…

そろそろ身辺整理しないと。 アニマックスでターンAをまた最初からやりなおしているので今度こそコンプリート出来るようにしないと。 小津特集は奇跡的に今のところミスは1.5回。0.5というのは例の『晩春』がラスト5分切れていたというやつ。 来週からのテ…

処女地へ

いつも堂山のツタヤへ行くときに、横目にしていた東梅田日活にツレといった。いわゆるピンク映画館。生まれてはじめてピンク映画館に入った。筆下し。さらに今年に入って初の映画館での鑑賞。幸先がいい。 予想通りなことも多々あった、禁煙のランプが灯る中…

『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』の再放送「どれみと魔女をやめた魔女」

本放送で観たときから、やけに引っかかる回で、以前『明日のナージャ』の第26話「フランシスの向こう側」の感想を記したときに細田守の名前を知り、今回前情報として、この再放送の回が彼の演出だと知った上で、観なおすことが出来た。 先ず、最初に観たとき…

↑の追記

良く考えれば、このエピソードが放映されたとき(2002年11月10日 放送)はまさに横尾忠則が『Y字路―暗夜光路』シリーズに取り組んでいる真っ最中、その終盤とういうことになるここによると2000年の9月から始まり、公式サイトの"Recent Works"をみると今もの…

それで、私も↓と同じく、Y字路に立たされているというわけか。出来過ぎである。

卒論が締切りに間に合わなかった… 来年どうするかはまだ決めてないが、とりあえず残ったレポートやテストはきちんとこなそう。

一日7,000字書けば間に合う。そうすればシネ・ヌーヴォのドライヤー特集最終日の『奇跡』を観に行ける。

フィリップ・ガレル『自由、夜』1983年/フランス をビデオで

この映画で先ず思ったのは、空間の捉え方が凄く気になるということだ。前半といって良いのだろうか、船で海辺の家に行くまでの街中で捉えられたショットの数々。特に車の中で会話する二人を捉えたショットが気にかかる。冒頭の会話する男二人、老いについて…

厄年

明けましておめでとうございます。年々「新年」という清々しさや、意気込みが無くなってきて、他の日と大して変わらなくなってきた。生活に句読点をつける意味でもこういう行事や儀式はある程度演技としてきちんとこなした方が良いのかもしれない。 で、今年…