2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

塚本晋也『ヴィタール』2004年、日本 @梅田ガーデンシネマ

今日が初日ということで舞台挨拶もあった。これ以上言うと嘘吐きになってしまうので、次こそは『空とぶ鉄男』やります、とのこと。昨日も別の新作短編(韓国資本とのこと)の撮影で腰を痛めているとのこと。こちらはまたしても自ら主演。 さて、本作でなによ…

機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者

のポスター付き前売り鑑賞券を買ってきた。カミーユ、アムロ、シャアの3種から選べるのだが、一瞬迷ったすえ、敢えてシャアにしてみた。Ζのシャアは笑えるくらい馬鹿だから。

色鮮やかな命

トニー・スコット『マイ・ボディガード』2004年、アメリカ @梅田ピカデリー 4

我々の世代の者たちにとって、タランティーノが一種の教祖だった時代があったので、昨今のトニー擁護運動が始まる前に、とっくにリドリーよりもトニーのほうが面白いというのは常識なのだが、その話はまたややこしいのでこの程度にしておこう。どっちにしろ…

おぉう

呑んで帰ってきたので乱文失礼。

ジョージ・A・ロメロ『死霊のえじき』1985年、アメリカ をビデオで

夜(NIGHT)はやがて夜明け(DAWN)を迎え、そして昼(DAY)になるというわけで、第三作の"DAY OF THE DEAD"。この作品は一見リアリスティックなようでいて、前の2作に比べると、良くも悪くもかなり観念的な作りになっている。 軍人と科学者との対立はカリカ…

部屋と頭の中と将来のヴィジョンと髪の毛と

色々整理しなければ。それからこれを打っているPCの調子も悪い。右クリックのレスポンスがものすごく悪い、何回もクリックしないと効かない。よく卒論を持ちこたえてくれたものだ。

敬礼と、ほうび

溝口健二『雨月物語』1953年、日本 をビデオで

「夢」から覚め、改心して、くにへそして我が家へ源十郎が帰ってくるシーンの素晴らしさは、このシーンが古典中の古典であること以上の力を未だに持っている。主のいなくなった家をキャメラが見回す。左のほうへつらつらと目をやりもう一度右に目をやった瞬…

よくないこと

どうも最近、今年に入ってから、バイト先でよくないことが立て続けに起こっている。なにかバイト先に嫌な雰囲気が漂っている。私個人的には翻訳も後数日で終わりを迎え、快適な日々だ。去年の鬱憤を晴らしている。 今日はTシャツ二枚か。

細田守『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』2000年、日本 をビデオで

前作からから、リニアな接続をしていることを示すかのように、冒頭突如またしてもボレロが響き、上空に巨大なディジタルの卵が覆い被さる。だが、それは一瞬で破られ、またしても細田守はタイトルクレジットで日常の描写とそれらの楽しい暴走を嬉々として描…

細田守『デジモンアドベンチャー』1999年、日本 をビデオで

ラヴェルの「ボレロ」を全篇にわたりフィーチャーし、既視感、デジャヴュとハイパーリアリティをかもし出す。 この小品の主題が夜のニュータウン(もう死語かも)に突如闖入してくるデジタルモンスター。だから、この圧倒的な非現実を非現実としてファンタジ…

今日も寒い

梅田へビデオを返すだけのために行くのは、馬鹿馬鹿しいな。 と、いうわけで。今日はなにも借りずに、地元の家から二番目に近いツタヤに行ってみた。こっちのほうが品揃えがいい。あと、ホラーとかはよくわからんいかがわしそうな店のほうが品揃えがよかった…

次の方法で終了しますか?

テオ・アンゲロプロス『アレクサンダー大王』1980年、ギリシア/イタリア/西ドイツ をビデオで

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薄給追いかけ

今月の給料が出たが、卒論のため休みまくったので、少ない。ああ、少ない。

円環、中心

青山真治『レイクサイド マーダーケース』2004年、日本 @三番街シネマ

夜中の人気ない湖にボートで漕ぎ出して、死体を沈めるシーン、この死体やそれを処理する事情などを超えて、スクリーンから溢れ出す、静謐な輝き。極めて映画的に素晴らしいと言ってしまってよいだろう。このシーンはセットで撮られたのではないだろうかと思…

反戦ムードのなか、受験戦争

たった今帰ってきたが、帰途車の中から外に目をやると、いろいろな進学塾の幟や旗やジャンパーやらが見えた。その先を見やると少年少女たちとその親たちがぞろぞろと。そうか今日は入試の日か。近くに灘中があるのだ。今日観てきた作品とシンクロしてしまっ…

「観てあたりまえの映画」

ラース・フォン・トリアー『ドッグヴィル』2003年、デンマーク をビデオで

この映画は象徴的に作られている。当然だ。舞台装置の99%は省略され、記号化されている。抽象化されている。極めて自由度が高いようでありながら、すべての情報が実際のセットを起ててるよりも、実際の村でロケーションするよりも、はるかに高いけた違いの…

寒い

この季節になると部屋の中でも息が白くなる。

象徴の象徴

今日は多弁だ

そろそろ髪を切りに行きたいが、この数年美容室にいってないもので何だか行きづらい。どこかに入りやすい店はないかしら。

カーペンターのインタビュー本

恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ (映画作家が自身を語る)作者: ジルブーランジェ,Gilles Boulenger,井上正昭出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2004/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 16回この商品を含む…

ジョン・カーペンター『マウス・オブ・マッドネス』1994年、アメリカ をビデオで

ジョン・カーペンターの作品において主人公は「逃げ場なし」の状況下にしばしば置かれる。それは多くの場合物理的、地理的に逃げ場なしの状況になる。その状況に対してカート・ラッセルやジェームズ・ウッズはどんどんと(元から信用していない)仲間を失い…

文体が

最近、というか卒論執筆後から、どうもふと意識を緩めると論文みたいな文体になっている事に気付く。良いことなのか悪いことなのかはよくわからんが、なんとなく自分では嫌だなと思う。思考形式が論文を書くモードから、復帰していないのだろう。こういった…

近々模様替え

の予定

相米慎二『ションベン・ライダー』1983年、日本 をビデオで

いろんなところで指摘されていることだろうが、材木置き場での追い掛けっこはすばらしい。シークェンスショットとは無論、編集によっては汲みきれない俳優やその他のものの機微を漏らさないでおこうとする姿勢などの体現である一つの方法論であることはもち…

人がバイク(原付:スーパーカブ)を運ぶ

卒論も終わり、ようやっとフリーの休みの今日、年明けすぐにパンクしていた原付を直そうと、バイク屋に電話したら、手が空いてないのですぐにはとりにいけないとのこと。しばし迷ったが、今日を逃すと一生直しに行かないような気さえしてきたので、とぼとぼ…