2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

イングマール・ベルイマン『サラバンド』スウェーデン、2003年 @ユーロスペース

今から夜行バスで帰郷するのでしばらくしてから記したい。…すみませんもう少し待ってください(誰に何のために謝っているのか…)。

イングマール・ベルイマン『ある結婚の風景』スウェーデン、1974年 をビデオで

暗中模索、分からないということが分かるようなことの繰り返しのようなフィルムで、観ているもの自身が、私とは何者なのかと自問しその質問と答えを絶えず宙に放物線を描き放り投げつづけるようなものである。が、このフィルムにはある種の確信が漲っている。

ジャン・ヴィゴ『アタラント号』フランス、1934年 をビデオで

今余裕がないのでまともな文章を書けないのだが、なにも書かないままほったらかしにしておくのも何なので。

ジャン・ヴィゴ『新学期操行ゼロ』フランス、1933年 をビデオで

寄宿学校での反抗がテーマであるにもかかわらず、何ともいえぬ幸福感に包まれたフィルム。

小栗康平『泥の河』日本、1981年 をビデオで

小栗康平のこの処女作に漲る、決意とでもいおうか、宣言とでもいおうか、そういった雰囲気。彼が映画で何をしようとしているかがここにある。

フランシス・コッポラ『ペギー・スーの結婚』アメリカ、1986年 をビデオで

奇しくもというべきか、当然というべきか、今日観てきた上記の『百年恋歌』に続いてこのフィルムもファーストショットが素晴らしい。こちらも夢のようなフィルム。

侯孝賢(ホウ・シャオシエン)『百年恋歌』台湾、2005年 @シネスイッチ銀座

この場でも何度も指摘していることだし、ごく常識的なことなのだが、やはり映画はファーストショットで決まる。

イングマール・ベルイマン『ファニーとアレクサンデル』スウェーデン/フランス/西ドイツ 、1982年 をビデオで

一言で、このフィルムを言い表すのは難しい。