2003年ベスト
劇場公開された作品
- 吉田喜重『鏡の女たち』
- 黒沢清『アカルイミライ』(ビデオで観たが今年公開されたので)
- マーティン・スコセッシ『ギャング・オブ・ニューヨーク』
- 塚本晋也『六月の蛇』
- ラリー&アンディー・ウォシャウスキー『マトリックス リローデッド』
- ジャン=リュック・ゴダール『勝手に逃げろ/人生』1979年/フランス・スイス
今年ビデオで初めて観た旧作映画
- 神代辰巳『宵待草』1974年/日本
- 諏訪敦彦『M/OTHER』1999年/日本
- アルフレッド・ヒッチコック『裏窓』1954年/アメリカ
- ジョン・カーペンター『ザ・フォッグ』1979年/アメリカ
- テオ・アンゲロプロス『霧の中の風景』1988年/ギリシア・フランス
- ロベール・ブレッソン『抵抗』1956年/フランス
番外
※順不同
一個一個の感想はそのときに書いているので割愛。毎度のことながら観ている本数の絶対的な少なさに落胆。どうせいつか劇場に観にいかなかったことを後悔するに決まっている。気がつけば劇場に足を運ぶ金すらない月半ばなんというのはざらである。
今年の考えとして、「なるべく話題になっている作品を食わず嫌いせずに押さえよう」ということと、ケーブルテレビに加入したので、「レンタルビデオで恣意的に作品を選ぶのではなく、やっている作品で興味がありそうなものは手当たり次第に録画して、観る」ということを心がけていたので、体系的に一人の作家の作品を集中してみるという作業は、特集があった場合以外は、ほとんどしていない。それはそれでもちろん収穫、発見があるのだが、それと平行して気になった作家をもっと掘り下げる行為をしないいのはやはりただの怠惰であろう。
来年も素晴らしい映画に出遭えますように。そして、その他の素晴らしい出遭いも当然渇望。