●というわけで、実況検分。被疑者の彼がパクッたのは克亜樹のコミック2冊(『ふたりエッチ』ではなかった)。この2冊をパクッたのはともかくとして、見つかった際に気が動転したのか暴れだし、警備員の手に噛みついたのがまずかったのだ。傷害罪までついてしまったのだ。気持ちはわかるし、可哀相だとも思うが、やはりバカだとも思う。私も昔は「CDは高すぎる」とか理由つけて、万引しまくりだったからなぁ。1回も捕まったこと無いけど。
●警察官が「マルガイ」とか「マルヒ」とか隠語、つまり業界用語でしゃべっているのもはじめてなまで聞いた。
●しかし、生まれて始めて実況検分というやつに立ち会ったが、当時の状況を再現してそれを係の者が写真に収めるといった作業。これってつまりは、映画の撮影と似た状況だと思った。この場合警察官と被疑者というより立場、権力の関係が明確になっている分わかりやすい。誰かに被写体になってもらって、撮影をするというのはやはり、多かれ少なかれこのような権力関係が容易に生まれる、もしくはそういう関係に基づかれているということを、記憶に留めておいておいたほうがよいと、改めて思った。
●次ぎの木曜日にある発表の準備があったり、原稿を書いたりと忙しいので、今週はちょっと映画を観るのを控えたほうがいいかな。今のバイトを始めてから、一日1本寝る前に映画を観るのが日課になっていたので、映画を観ない日があると何だか落ちつかない。