最後の授業

学生生活最後の授業。以降学校に行くのは卒論の口述試問と卒業式くらいかと思う。
というわけかどうか、先生と呑みに行く。
映画や文学や音楽や批評やその他諸々の与太話。昨年のジャック・デリダの死を特に受けて「最近はもうブレークスルーは生まれない」とかいう袋小路に時折迷い込み、もっと明るい話題はねぇのかよって感じになったりしながら、四方山話は続いた。なんというか、学生生活に一個のピリオドを打てた感じもしたり。
その他様々な雑談をした中で、一番のニュース。年末年始、先生はパリに行ってたそうなのだが、なんとイングマール・ベルイマンの新作!が封切られていたとのこと。タイトルは“Saraband”。リブ・ウルマンらの「常連」も出ておりもはやその演技は「神がかっている」とのこと。引退は撤回されたのか?そのあたり(映画を製作することに至った、そして引退を撤回する決意をした)の背景はどうなっているのだろう。
以上たわごと。