異変のゴロワーズ

「人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。」
パッケージの下3分の1に警告文を入れなければならなくなったのは知っていたが、何故か私が愛飲しているゴロワーズは今まで今まで通りのパッケージだったので、他人事だった。が、昨日自販機の口からひねり出したそれにはしっかりと警告文がついていた!「何故か」と言っていてなんだが、要はマイナーな煙草なので回転していなかっただけのこと。まぁ警告文が入るのは百歩譲って譲歩するとして(これとてパッケージデザインへの冒涜である)、(今度は本当に)何故か金紙の剥がし心地に違和感が。火をつける前に匂いを嗅いでみるとなんかすっぱい臭いがいつもより強い気が。実際すってみるとやはりなにか違う。よくよくパッケージを見ると、タールが2mg、ニコチンが0.1mg減っているではないか!何故こんなしょうもない事をするのか!1mgを気にするくらいなら、最初から空気みたいにスカスカな煙草を吸うか、ストローでもくわえているというのだ!何の為にこのようなことを。もともと旧キャメル吸いで、難民としてゴロワーズの地にエクソダスしたというのに、そこも約束の地ではなかったと言うことか。なにが"Liberte toujours"だ。
新(偽)キャメルほどの改悪ではないので、少し我慢してこれを吸うか…。旧キャメルが国内で容易に手に入ればそれがベストなのだが。