探偵、そして警察へ

先月の探偵助手(http://d.hatena.ne.jp/miro_41/20060117)の続きを決行した。
今日はターゲットは現れた。
新宿の喫茶店で先に女性と待ち合わせして、前回と同じ手はずでワイアレスとICレコーダーを渡す。今回は雨ということも会って、この喫茶店に男を呼び出す。我々は別の席から観察しつつ、証拠をつかんだら割って入り、念書を書かせるという手はず。
前回はドタキャンだったが、今回は現れた。身の丈160cmほどの男は声が小さい。よく聞き取れないが、会わないほうがいいとか言い出している。悪いことをしたとか言っている。なんて気弱なやつだ。ならば最初から脅迫などするな。しかしこれでは、しっかりとした終わりにはならないので、先輩が機を見計らって、証拠もないまま念書を書かせることになった。
しかし、男は急に様相が変わった。大体こういうタイプの場合、しおしおとおとなしく従うことが多いらしいのだが、彼は逃げ出そうとした。雨の中表に出ると走り出し、先輩は追いかける。3度転んだ。時計をなくした。駅構内まで来ると警官が即座に反応して取り押さえてくれた。案外頼りになるではないか。そして交番へ。私は一応直接顔をあわせずサポートしてただけで、男とも顔をあわせていないので、ここでお役御免。今頃署に行って取調べが続いているだろう。
雨の中アルタ前にて。