2007年ベスト

観た順番に。

11本になった。ポール・バーホーヴェン『ブラックブック』が次点か。バーホーヴェンのフィルモグラフィにおいて、重要な作品だと思うのだが、年間ベストには入れるのをためらわせる何かがあるというか。いや、いれてもいいと思うのだが、素晴らしいショット、シーンの連続だし。やっぱり入れよう。12本。
ラザロやガンダーラや日本では「自主映画」に後年、エポックとして位置付けられるであろう作品が突出していて、ベストにはならないが、藤原章の『ヒミコさん』も面白かった。2007年日本映画で特筆すべきなのは、2007年を象徴する固有名詞は井土紀州松江哲明だろう。
あと、新作以外では
田中登『(秘)色情めす市場』日本、1974年 @ラピュタ阿佐ヶ谷
大和屋竺『愛欲の罠』日本、1973年 @一角座
が、とんでもなく素晴らしかった。