八月

いよいよ八月になった。今年はいまいち暑くならないので少し拍子抜けである。小さいころは暑いということは凄くよいことで、外で遊びまわって蝉採りや裏の山のダムで飛び込みをやったりしていたものだ。私は寒いよりも暑い方が好きだが、昔母親が「夏に生れた人は夏が好きだし、冬に生まれた人は冬が好きだ。」といっていたが、確かに私は8月生れで夏が好きだ。これは誕生日という「楽しい」イメージと八月の暑さが無意識的に結びついているからのような気もする。そういう要素もあって、自分の生れた季節が好きな人はきっと多いのだろう。