ラグビーワールドカップ2日目

ニュージーランド70-7イタリア。オールブラックスはやはり強かった。スペンサーのパスは相変わらず的確かつ冒険的で、このレベルの相手だと面白いように決まり、あの強烈なバックスリーが次々にトライを決める。かと思えば彼らのさらに外にスペンサーがフォローしていて自らもトライをとる。ロムゥが代表落ちしてもそれを補って余りあるバックスリー陣はすごい。(私のポジションがウイングだったこともあり、どうしてもバックスリーの動きに注目してしまう。)だが、中盤のイタリアのトライへの意志はみてて面白かったし、男気を感じる。が、高校ラグビーのような愚直なタックル攻勢などでは、善戦はするかもしれないが、勝つことは出来ないだろう。後半戦の様子がそれを示している。ラグビーにおいて地力の差というのはかなり絶対的である。
フランス61-18フィジー。日本と同じプールなので、両者とも日本と戦うことになる。結果は順当とはいえ、予想以上に差がついた。フランスは大会直前にイングランドに惨敗した感じは見せていない。フィジーは確かに個人能力は高くてザウザウなどはスーパー12ではロコココと並ぶ凄まじいウィングである。しかし、組織としてフィジーは完全にダメだ。単に練習不足か。ディフェンスラインはギャップだらけでジャパンの方がまだましだろう。アタックに関しても、無思慮なキックが目立ち、これではバックスでトライがとれるはずも無い。高校ラグビーの強豪校対無名校の試合を見ているような感じ。このフィジーのディフェンスを突破できないようでは、ジャパンには今大会どころか未来もない。
その他アイルランド45-17ルーマニア南アフリカ72-6ウルグアイ。今のところ番狂わせは無い。予選リーグは淡々と続く。
まぁ、こんなペースで毎日試合レポートを書くのは、ものぐさな私には無理だろうな。