時間と、宗教を超越する

●(新人書店バイトの日常)今日は中央アート出版社から常備品交換の本が大量に来た。「精神世界」の棚に置かれるあろう本がダンボール5箱である。エドガー・ケイシーという人物の全集本やアダムスキーのUFO関連書籍、魔術の本、ヒーリングの本、サイババの本などなどである。同じ担当の先輩、といっても年下の芸大の短期出の女の子だが、彼女が「もっとリアルに生きようや」と言ったのがとても印象深かった。まぁ、ほとんどの本は返品に回る。別の同僚で、31歳の男性がいてその人と結構仲良くなった。外見はコアなバンドをやっていそうな感じ。映画の話も結構出きる。今日も休憩中にジョン・カーペンターポール・ヴァーホーヴェンの話で盛りあがった。彼と先ほどの本の山を眺めながら、「中学生くらいまではこういうの信じてたよなぁ」と言った。私もこの本達に結構(いろんな意味で)興味を持ったが、まだ1週間程度しか立っていないこの職場でいきなりそこまでアッピールして、失敗するとことなので、適当にすませた。しかし『魔術』という本についつい目をやってしまうのであった。その本は2巻組みで、『理論』篇と『実践』篇があった。