マコーレー・カルキン世代!

●難産。わかっていたが。
●アウトラインを改めて見渡すと、後半など特に、想像以上に私的なものになりそう。別に個人的な話が入るというわけではなくて、私の嗜好というか志向というか、そういうものが前面に出てきそうになっていて、一応哲学・倫理学専修の論文なのであるが、美学というか、それならまだいいのだが、作家自身が自分の作品やその制作過程で経験した、直観したことが含まれているので、自分でもキケンだなと思う。つまり普遍妥当性をどこまで主張できるのだろうか、という問題。自分自身でそこをどこまでジャッジメントできるか。それは書きながら格闘することだが。<私>の問題として格闘しないとそもそも論文ほどの量を書くモチベーションに私は出来得ないのだが。さすがにロラン・バルトの『明るい部屋』ほどのようなものには出来ないし、したらまずいだろうが、あれはある種私の理想である。
●印象批評万歳。などと、頽廃的なことを言ってみる。