カーペンターのインタビュー本

恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ (映画作家が自身を語る)

恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ (映画作家が自身を語る)

を昨日購入。まだ読み出したところだが、全篇インタビューで構成されたこの本は、普通に面白い。カーペンターがいかに興味深い人物であるかがわかるだけでなく、ホラー作家というものがいかに偉大かもわかる。
今日の文章は多少カーペンター熱に浮かされている部分もあるかもしれないが、実際↓の作品は最高だった。しばらく覚めそうもない、微熱の続く潜伏期間が数年続き、たまに高熱を出したりしたが、いよいよ私も末期症状のようだ。ヘヘヘ。

なにもジャン=リュック・ゴダールのようになろうとしたわけじゃない。そんなことできっこないし、どうしたらできるのかも知らないし、わからないからだ。かといってわたしはスティーヴン・スピルバーグにもなれなかった。自分以外のだれにもなれはしなかった。

この言葉は深く心に刻まなくてはならない。私のような人間は。