なんとなく久しぶりに由無しごとを…

ちゃんと観ろ!

どうも最近調子が悪いのを自覚しつつも、それに対する具体的なアクションを取れずにいる。
ここでいう「調子が悪い」というのは、勿論「体調が悪い」のではなく、かといって「精神的に落ち込んでいる」という訳でもない。
なんというか、たとえるなら(私は野球部のときピッチャーだったのだが)急にストライクが全然入らなくなったような感じである(実際「ノーコン」ピッチャーの類だった。まっスラで純然たるストレートを投げれなかったし)。スポーツにたとえると分りやすいのだが、自分の思うように身体が動かない、理想とすべき動きが明確にイメージできない、といった感じ、何が悪いかも理屈では分かるのだが、どうやってそうすべきが会得していない、つまり未熟さが急に露呈されるような瞬間を今迎えているのかもしれない。
自分でもここ最近ここに記している文章の質があきらかに低下しているのだが、それをどう改善したものか、分かっているつもりなのだが、体が動かない、あるいは動かそうとしないといった感じ。
今自省するに、ちょっと言葉との距離感がよろしくないという気がする。空論化してきている。つまり、対象から私の言葉が徐々にずれて行ってしまっている。言葉の組み合わせ順列だけで、それを論考したと錯覚している。対象をしっかりと捉える前に、それを早々と概念化し私の精神的所有物にしてしまっていて、私の繰り出すことが悉く本当にそれについて書いているのか、本当にそれを認識したのか、分からなくなっている。
良く観ること。これを心がけなくては。