イングマール・ベルイマン『ある結婚の風景』スウェーデン、1974年 をビデオで

暗中模索、分からないということが分かるようなことの繰り返しのようなフィルムで、観ているもの自身が、私とは何者なのかと自問しその質問と答えを絶えず宙に放物線を描き放り投げつづけるようなものである。が、このフィルムにはある種の確信が漲っている。