2005-08-27から1日間の記事一覧
このフィルムは「動物映画」である。『我輩は猫である』のような意味で。映画的に言うと小津的なパースペクティブとでも言おうか。ジャンルとしての「コメディ」映画をはっきりとやっていて、しかも相米作品なのに尺も100分と言う短さである。にもかかわらず…
「倉内宗之助」なる人物は、この物語では敵役として、いかめしい隈取を施し、いかにも魔の者という感じで、演出されているのだが、それでもこのフィルムの中で一番慎ましくも美しく輝いていた。 たとえばキスシーンは、それをそれぞれの役と、役者本人との境…
明日は『ランド・オブ・ザ・デッド』を観に行こう。楽しみ。