2006-06-15から1日間の記事一覧

物語という癌細胞

先日ジャームッシュの映画について考えているとき、物語を「癌細胞」であると比喩したが、この比喩はうまく使えそうだ。一度発生してしまったからには容易には消し去ることは出来ない。二つのショットを繋げるだけでそこにはもう物語は生まれてしまう。巧み…

成瀬巳喜男『夫婦』日本、1953年 をビデオで

三國連太郎の不穏な存在。あの顔つきと声と体がこのフィルム自体に妙な傷を残す。