2006-08-03から1日間の記事一覧

貫井勇志『血族』日本、2002年-2005年 @茅ヶ崎市民文化会館(小ホール)

上記の丁寧な小品を観た後だけに、映画的な説得力の無さが目に付いてしまう。 映画の大半を占める戦国時代の描写の「映像のクオリティ」は確かに高いのだが、そのプロローグ、エピローグの描写、それらと活劇部分との繋ぎに全然説得力が無く、とってつけたよ…

Ming Lai『Pawns of the King』アメリカ、2005年 @茅ヶ崎市民文化会館(小ホール)

下記の『血族』と併映の17分の短編だったのだが、とても好感の持てる小品。 日系アメリカ人たちと、妻を亡くし、それを機に娘の住むアメリカにやってきた男との交歓を描いた作品。 至極当然のことなのだが、見た目はアジア人、日本人の男たちが、ジョージと…