2006-08-05から1日間の記事一覧

ジャン=リュック・ゴダール『映画史特別編 選ばれた瞬間』フランス、2005年 @シャンテシネ

本当に、どういう基準でどのような組み立てでイマージュが「選ばれて」いるか良く分からない部分がほとんどで、例えば私がかつて『映画史』を観て「好きだ」と思った部分があったりなかったり、要するに出鱈目というか適当に選んでいるのではないか、と無学…

加藤治代『チーズとうじ虫』日本、2005年 @ポレポレ東中野

何と残酷なことか。 これを見て涙を流している人は、だいたいこの家族の間に流れる日常と生と死、彼女らの暖かい関係、といったようなキーワードで括られるなにかを見出し、なによりもこのミニマルな構図は普遍性を持つので、たいていの人は自分に置き換えて…