あ、そうそう(新人書店バイトの日常)

●某大手書店のバイト、私の担当は専門書になった。人文科学、社会科学、自然科学、コンピューター、語学の担当。「新宗教」「精神世界」「自己啓発」などの棚の分類がやや理解不能で面白い。今まで全然名前も知らなかった人が大量にシリーズで本を出しており、迷える社会人の灯火となっているようだ。知らないジャンルで知らない人がこうやって成功して、富と名声を手に入れている。
●手すきの時間には、まだペーペーなので、棚整理などをしているのだが、ついつい自分の興味のある棚をじっくりとやってしまう。「建築」「哲学・思想」「時事社会」など。フンデルト・バッサーの大判の写真集があってそれをついついみてしまったり。養老孟司死の壁』という「『バカの壁』の続編」が入ってきた。問い合わせ、購入多数。実は私は『バカの壁』すら読んでいないのだが。あと、「物理・数学」の棚も面白い。何か買おうかな。