明日の(一日たってしまったから日付的には今日の10日なのだが。これを記している現在は10日の夜十一時過ぎだ)発表の準備を学校の図書館で数時間して、宵になり気晴らしに映画研究部の部室に行くと、「キューティーハニーを観にいくオフ」をやる人間が居て、成り行きで2回目の『キューティーハニー』を観に行くことに。オープニングが本当に感動的なので、「よし、行くか!」という感じだった。何度観ても、あのオープニングは良い。往路の車中では『デカレンジャー』は凄く良いよね。この前のはサービス満点だったよね。ということを話ながら行った。いつのまにか「映画」研究部が「アニメ・特撮」研究部になっている。その一因は実は私が担っていたのである。と、反省を通り越して、こんなものか。と、思う次第。何しろそういう話をしたほうが、(一部の)新入部員の食いつきがいいのだ。おそらく、シネフィル集合とアニオタ集合との共通部分が理想であり、どちらかに偏りすぎていても、私個人的には物足りない感じを受ける。手塚治虫とグリフィスを、富野由悠季と(「黄金期」の)ハリウッド映画を、宮崎駿と日本映画を、押井守ヌーヴェル・ヴァーグを同時に愛せる者こそが、新時代を築くと信じる。