2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

明日の(一日たってしまったから日付的には今日の10日なのだが。これを記している現在は10日の夜十一時過ぎだ)発表の準備を学校の図書館で数時間して、宵になり気晴らしに映画研究部の部室に行くと、「キューティーハニーを観にいくオフ」をやる人間が居て…

サミュエル・フラー『Underworld U.S.A.』1961年/アメリカ

邦題は「殺人地帯U.S.A」。字幕無しのビデオを借りたので、筋はちょっとあやふやだが、帰って映像に集中できた。序盤のイマージュの連鎖に息を呑む。例えば主人公の顔、目の部分に掛かる陰。これは少年時代に捕まったとき、成人してから捕まり、刑務所に入っ…

●5連勤終了。明後日の発表の準備が全然出来ていない。原稿も落としてしまった。

●というわけで、実況検分。被疑者の彼がパクッたのは克亜樹のコミック2冊(『ふたりエッチ』ではなかった)。この2冊をパクッたのはともかくとして、見つかった際に気が動転したのか暴れだし、警備員の手に噛みついたのがまずかったのだ。傷害罪までついてし…

サミュエル・フラー『最前線物語』1980年/アメリカ

●明日は日曜なので遅く出勤できるというのに、実は昨日万引犯を捕まえるのに一役買ってしまい、明日の朝実況検分があって、少し早めに出勤しなければならない。

サミュエル・フラー『ホワイト・ドッグ/魔犬』1981年/アメリカ

クライマックス直前に、最終テストをやる前に、突如姿をあらわす元の飼主、つまりあの犬をホワイト・ドッグに育て上げた張本人。ここで、ドラマの展開ともあいまった濃密なキャメラワークが展開される。いよいよ満願成就かといきまいて扉に向かうヒロインの…

●最近寝起きが悪い。テレビで鬱度チェックをやっていて、結構当てはまった。今まで未分だったものを無理矢理鬱のカテゴリーの中に押し込められたような気がして、鬱だ。鬱という言葉が、病名が出来る以前には鬱など無かったのだ。私が鬱という言葉、精神疾患…

サミュエル・フラー『裸のキッス』1964年/アメリカ をビデオで

話の筋自体はどうということは無いメロドラマ。それでも、障害児施設を大々的にフィーチャーし、朝鮮戦争の記憶がちらりと見えるあたりは一筋縄ではいかないものであることも確か。足が欠損しているのは子供であるが、大家の夫が朝鮮戦争でなくなったあたり…

●今週も先生にフラーのビデオを数本借りた。ありがたい。 ●明日からバイト5連勤。その後発表。全然準備が出来ていない。ちょっとまずい。

ペドロ・コスタ『映画作家ストローブ=ユイレ/あなたの微笑みはどこに隠れたの?』2001年/ポルトガル・フランス @シネ・ヌーヴォ九条

この作品はドキュメンタリーというよりも、映画作家ストローブ=ユイレの2人を考察した一個の映像である。なんと言ってもユニークなのは、彼らの作品の撮影現場ではなく、編集しているところを終始捉えつづけているということだろう。冒頭から突如始まる、ビ…

ペドロ・コスタ『骨』1997年/ポルトガル・フランス @シネ・ヌーヴォ九条

登場人物一人ひとりの顔をつぶさに見詰めるクロースアップのショット。この作品はこれに尽きるのではないだろうか。 冒頭の"OSSOS"というタイトルが画面に現れるまでの、ワンショット。女性の顔をつぶさに捉えるショット。これが全てを表している。 前後の因…

●月が変わったばかりだというのに、もう財政難…。『21g』は観に行けそうに無いな。 ●本編が始まる前の予告篇で7月末日から始まる小津安二郎全作品上映の予告が流れた。『秋日和』の松竹オリジナル予告編が流れて感動。特した。実はスクリーンで小津の映画を…

ポール・ヴァーホーヴェン『トータル・リコール』1990年/アメリカ

今日から六月か…。10日に発表があるので毎日は映画を観るのは無理かも。でも明日は、授業が終わってからペドロ・コスタの旧作『骨』などを観に行く。金が心配になって来た。やっと月が変わったところだというのに…。そして次には噂の『ヴァンダの部屋』を観…