映画

坂本礼『1・3(セックス・フレンド 濡れざかり)』日本、1999年 @ポレポレ東中野

瀬々敬久『羽田に行ってみろ そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている(課外授業 暴行)』日本、1989年 @ポレポレ東中野

長谷部安春『戦国ロック 疾風の女たち』日本、1972年 @ラピュタ阿佐ヶ谷

ジョン・カーペンター『グッバイ・ベイビー』アメリカ、2006年 をDVDで

早く誰かカーペンターに本編を撮らせてやってくれ!

井口奈己『人のセックスを笑うな』日本、2007年 @新宿武蔵野館

ファーストシーンの数カットの積み重ねが素晴らしく、その勢いで中盤のエモーショナルな場面まであっと言う間。 後半はそのまま押し切られそうになるが、心は揺り動かされながらも、永作博美と蒼井優が同じ作法で撮られようとされながらも少しずつずらされて…

ペドロ・コスタ『血』1989年 @アテネ・フランセ文化センター

ペドロ・コスタ『ヴァンダの部屋』2000年 @アテネ・フランセ文化センター

古澤健『怯える』日本、1998年 @アップリンク

金子雅和『すみれ人形』日本、2006年 @アップリンクX

はっきり喋ってよ!というヒロインの台詞、この一言でこの箱庭的なフィルムが立体的になり、かろうじて世界との接点となっている。と同時にこの監督を信頼してもいいのではないかと思った。

ハーモニー・コリン『ミスター・ロンリー』イギリス=フランス、2007年 @シネマライズ

2007年ベスト

観た順番に。 小原真史『カメラになった男 写真家中平卓馬』日本、2003年 @シネマアートン下北沢 山本政志『聴かれた女』日本、2007年 @ポレポレ東中野 松江哲明『童貞。をプロデュース2 ビューティフル・ドリーマー』日本、2007年 @下北沢LA CAMERA(第2…

横浜聡子『ジャーマン+雨』日本、2006年 @ユーロスペース2

柴田剛『おそいひと』日本、2004年 @ポレポレ東中野

万田邦敏『接吻』日本、2007年 @有楽町朝日ホール(東京Filmex)

素晴らしい 週明けにでも論考を書きたい。

青山真治『サッド・ヴァケイション』日本、2007年 @新宿武蔵野館2

さて、何から話そうか。 何から話そうか、という気にさせるのは必然である。それはこのフィルムのオープニングクレジットでの映像がそれを予告している(その中でキャラクターを捉えたショットが光石研であったのはもはや言葉を待たずとも分かるだろう)。そ…

藤原章『ヒミコさん』日本、2007年 @ポレポレ東中野

後日記入予定… 面白かった

ロベール・ブレッソン『ラルジャン』スイス=フランス、1983年 をビデオで

しまった…。迂闊に観なおすんじゃなかった。 これほどの厳しさを持ち得るには、凄まじい覚悟あったのだろう。昔観たときは、端正なフィルムで端正な美しさに息を呑んだのだったが、今観なおすと全くそう感じない。凄まじいまでに抑制されたフィルムで、ここ…

ペドロ・コスタ『コロッサル・ユース』ポルトガル=フランス=スイス、2006年 @東京日仏学院

ストローブ=ユイレ『あの彼らの出会い』フランス、2006年 @東京日仏学院

ペドロ・アルモドバル『ボルベール〈帰郷〉』スペイン、2006年 @ギンレイホール

成瀬巳喜男『乱れる』日本、1964年 をDVDで

相変わらずのネット不通で携帯からの更新につき、ちゃんとかけないのが無念。さっきせっせと打ち込んだ文章が消えてしまった… すばらしい。とだけカチカチ打っておく。

瀬々敬久『HYSTERIC』日本、2000年 をビデオで

沖島勲『一万年、後....。』日本、2007年 @ポレポレ東中野

ある種の自由さに裏打ちされた、楽しい映画であることは確かで、観ていてゴダールや出崎統などと言った名前が浮かび、こるは引用とか影響とかいうレヴェルよりも深いところで画面に結実している。 と思うのだが、それよりもこの作品を観ている間中みなぎって…

隅田靖『ワルボロ』日本、2007年 @TOHOシネマズ錦糸町

庵野秀明『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』日本、2007年 @新宿ミラノ1

いろいろ書きたいことがあるのだが、忙しくて今週は無理。来週になって、まだなにか書きたいと思ってたら書こう。

『グラインドハウス(U.S.A.バージョン)』アメリカ、2007年 @TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

フェイク予告編 ロバート・ロドリゲス「マチェーテ」 ロバート・ロドリゲス『プラネット・テラー アメリカバージョン』 フェイク予告編 ロブ・ゾンビ「ナチ親衛隊の狼女」 フェイク予告編 エドガー・ライト「Don't/ドント」 フェイク予告編 イーライ・ロス「…

デイヴィッド・リンチ『インランド・エンパイア』アメリカ、2006年 @恵比寿ガーデンシネマ1

凄く面白かった、興奮した。と、まず記録しておかなくてはなるまい。もうこれは本当に、ゴダールにおける『映画史』くらいのリンチの代表作というか結晶というか、今まで観てきた、リンチのリンチ的なるもののオンパレードで、それでいてそれが亜流、劣化コ…

賈樟柯(ジャ・ジャンクー)『長江哀歌』中国、2006年 @シャンテシネ2

いい意味なのか悪い意味なのか、よく分からないのだが、ジャ・ジャンクー作品の看板、常連女優のチャオ・タオの、俳優としての佇まいがすばらしい。堂に入りすぎていて少し浮いていると言ってもよい。もちろんその浮き方はストーリーとマッチングしているの…

大和屋竺『愛欲の罠』日本、1973年 @一角座

素晴らしい。素晴らしいというか面白い、楽しい。 荒唐無稽というか、実はそう極端に荒唐無稽と言うわけでもないのが、夢に喩えられるようなイメージの連鎖なのだが、それでいてリアリティが欠落していないのが凄い。それは冒頭の新宿三丁目らしき場面(伊勢…

昨日観た山下敦弘『天然コケッコー』のことについて、もう少し

今日も、昨日観た『天然コケッコー』のことが気になってしょうがない。『松ヶ根乱射事件』ではこんなことは全くなかった。 ざわつくとういうか、いや、胸が掻き乱されているというのが一番しっくり来るだろうか。今日のバイト中(数ヶ月ぶりに遅刻してしまっ…